この記事では販売用のAmazonアカウントの登録について記載しています。
多くの方がショッピング用のAmazonアカウントをお持ちかと思いますが、
Amazonで販売をするためには販売用のアカウントがなければなりません。
アカウント作成までに少し時間がかかる場合もあるので、販売アカウントがない場合は早めに取り掛かりましょう。
既にショッピング用のAmazonアカウントをお持ちの方は
そのアカウントで販売登録を行ってもいいですが、できればプライベートとビジネスは分たいところですね。
Amazonの月額利用料や販売における各種手数料は売上金から差し引かれますが、売上金がない場合は登録しているクレジットカードから支払います。
プライベート用のクレジットカードとビジネス用のクレジットカードはできるだけ分けておきたいですが、新たに作成するのが面倒であればプライベート用のものでも構いません。
売上金が入金される口座です。
こちらもプライベートとビジネスで分けた方がいいです。
ネット上で残高確認ができるネットバンキングがおすすめです。
ネットバンキングはモッピーで口座開設の案件があるかもしれないので、必ず確認しましょう。
Amazonからのメールがきます。
GメールやYahooメールなどのフリーメールアドレスでも大丈夫です。
こちらもプライベートと分けた方がいいのでビジネス用のものを使いましょう。
2019年から本人確認書類の提出が必要になりました。
必要書類は以下の2つです。
✅運転免許証 or パスポート
✅クレジットカードの利用証明書 or 普段使用している銀行の通帳 etc...
必要なものが揃ったらアカウント登録をしていきましょう。
Amazonアカウント作成時に表示される画面は不定期で変わります。
ご案内している画面と実際の画面に若干の違いがあり、順番が前後することがあるかもしれませんが基本的な流れは同じです。
AmazonのTOP画面にアクセスできたら、ページの一番下にスクロールします。
『Amazonで売る』をクリックします。
『さっそく始める』をクリックします。
『Amazonアカウントを作成』をクリックします。
『名前』『Eメールアドレス』『パスワード』を入力し、『次へ』をクリックします。
上記で入力したメールアドレスにコードが送られてくるので、コードを入力して『アカウントの作成』をクリックします。
『開始』をクリックします。
①事業所の所在地
ビジネスをする事業所の所在地を入力します。
ほとんどの方は「日本」になるはずです。
②事業区分
個人や法人などの業種形態を入力します。
既に法人を立ち上げている場合は別ですが、そうでなければ個人でOKです。
ほとんどの方は個人になるはずです。
③氏名
ご自身の氏名を入力します。
もし日本語で入力できない場合は、ローマ字で入力してください。
必要情報を入力したら『同意して次に進む』をクリックします。
※ここからは事業区分を『個人』を選択した場合で進めます。
①個人情報の入力
国籍や生年月日、免許書番号やパスポートの情報を入力します。
②会社住所の入力
自分の事務所の住所を入力します。
ほとんどの方は自宅で作業をすると思うので、自宅の住所を入力すればOKです。
もし作業用の事務所を別に持っている場合は、その事務所の住所を入力します。
③ワンタイムパスワードの取得方法
Amazonから受信するパスワードの取得方法を選択します。
SMSでも電話でも良いです。
自分が出れる電話番号を入力します。
「SMSを送信する」をクリックするとショートメールでパスワードが届くので、それを「ワンタイムPIN」に入力しましょう。
全ての項目を入力すると、『次へ』のボタンが黄色に点灯するのでクリックします。
※注意
下記画像が表示される人とそうでない人がいるようです。
表示されなければ次のステップに進んでください。
これはグローバルセリングというサービスに登録するかの確認です。
グローバルセリングとは日本のAmazonアカウントを作成したら、そのアカウント情報で海外のAmazonでも販売をすることができるというAmazonが提供するサービスです。
便利なサービスですがもちろん海外のAmazonアカウントも月額料金が発生します。
ほとんどの方が今は販売する予定はないでしょうから、日本以外はチェックを外してください。
グローバルセリングに登録しておくと後々アカウント停止になる恐れもあるので気をつけましょう。
クレジットカード情報を入力し、『次へ』をクリックします。
ストア名を入力します。
ストア名はAmazonで出すお店の名前です。
自分で好きに決めてOKです。
あまり適当すぎるのは良くないですが、ストア名は後から変更することもできるので、悩みすぎない方がいいですね。
・すべての商品にUPC/EAN/JANコードは付いていますか?
・Amazonでの出品を希望する商品のメーカーまたはブランド所有者ですか?
については、通常どちらも当てはまらないので「いいえ」を選択します。
全て入力したら『次へ』をクリックします。
①身分証明書
運転免許証かパスポートを、表面と裏面の写真をそれぞれアップロードします。
アップロードする画像は以下の条件を満たしているのかをあらかじめ確認しましょう。
確認事項
①身分証に記載のある氏名はセラーセントラルに登録する情報と一致している
②身分証には顔写真が入っている
③身分証は有効期限内である
④スマートフォン等で撮影した画像、または原本のスキャンデータをご提出ください。
⑤スクリーンショット(画面キャプチャ)は審査対象外となります。
⑥画像またはPDFデータはカラーである (白黒は審査対象外)
⑦ファイル形式は次のいずれかである: *.png, *.tiff, *.tif, *.jpg, *.jpeg, *.pdf.
⑧ファイル名に絵文字や特殊記号(例: $, &, #)を使用していない
②その他の書類
使える書類は以下になります。
・クレジットカードの利用明細書
・インターネットバンキング取引明細
・預金通帳の取引明細書
・残高証明書
クレジットカードの利用明細書や、インターネットバンキング取引明細が用意しやすですね。
・クレジットカードの利用明細の場合:
家に届いた利用明細を写真に撮って提出するか、WEB上の明細をPDF形式でダウンロードして提出すればOKです。
・インターネットバンキング取引明細の場合:
過去180日の入出金履歴が確認できる取引明細をPDF形式でダウンロードして提出します。
その他注意事項は以下になりますので確認してください。
注意事項
・スクリーンショット(画面キャプチャ)及び画面を撮影した画像は無効です。
・氏名、請求先住所、銀行情報(クレジットカード会社の情報)が確認できる
・発行日または取引履歴のページが確認できる
・クレジットカードやキャッシュカード自体の画像やスキャンデータは無効です
・提出書類はパスワードで保護しないでください
・ファイル形式は次のいずれかである: *.png, *.tiff, *.tif, *.jpg, *.jpeg, *.pdf.
・ファイル名に絵文字や特殊記号(例: $, &, #)を使用していない
・提出する書類によって異なる注意事項がございますので必ず下記ご確認ください。
最近では担当者とのWEB面談があります。
これは実在する人物なのかを確認するのが目的だと思います。
面談の日時を決めて面談に臨みましょう。
面談で聞かれる内容は特に難しいことを聞かれるわけではなく、
・身分証明書(運転免許証やパスポート)と実際の顔を見せて本人確認を行う。
・どのような商品を販売するかを答える
・違法になる商品を販売するつもりがないか答える
といった内容です。
聞かれたことに対して素直に回答すればOKです。
提出した情報はAmazonで審査され、問題がなければ2日程度で承認されます。
セラーセントラルとは販売用のAmazonアカウントの管理画面の名称です。
セラセンという略称でも呼ばれています。
人によって表示のされ方が若干違うかと思います。
『セラーセントラル』とネット検索すると検索結果の一番上に表示されるので、検索結果をクリックします。
登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
ログインする際は電話番号宛にショートメールでパスコードが届きます。
不正アクセスを予防する二段階認証の意味合いですね。
毎回二段階認証するのも面倒なので、二段階認証する際に『このデバイスで今後コードの入力を求めない』みたいなチェックボックスがあるのでそこにチェックを入れておくといいです。
セラーセントラルはブックマークしておくと、後々ログインするときに楽になります。
銀行口座はAmazonで商品を売り上げたときに売上金が入金される口座です。
ネットバンキングなどのネット上で管理できる口座を登録しておくと便利です。
TOP画面右上の『設定』をクリックします。
『銀行口座情報』をクリックします。
口座情報を入力し、『銀行口座情報を設定』をクリックします。
以上で一通りのAmazonアカウント作成に関する操作は終了です。
お疲れ様でした。